IFTA MFTAの応募について
テクニカルアナリスト第2次資格(CFTe®)の保有者は、テクニカルアナリスト資格の最高峰である国際テクニカルアナリスト連盟 Master of Financial Technical Analysis(MFTA® )へ応募することができます。現在、MFTA®資格保有者は全世界に100名強ですが、その約半数はNTAA会員です。NTAAは世界でも会員数の多い協会ですが、その中でMFTA®資格保有率も高い割合を誇っています。
MFTA®を取得するためには、IFTAの評価委員会へ指定の書式に従った3,000~5,000ワード(日本語換算で6,000~10,000字程度)の研究論文を提出する必要があります。チャートや図、表を追加しても構いませんが、図表が全体の大半を占めることの無いようにしなければなりません。論文のテーマや検証方法は応募者各人の自由ですが、いくつかの基準を満たしている必要があります。また、論文の構成や書式は「MFTA / IFTA Journal Style Guide」に従って書いていただきます。
IFTAへ提出する論文の言語は英語です。英語で論文を書ける方は英語で提出していただきますが、英語で論文を書く自信のない方は日本語で論文を書き、NTAAが翻訳業者に依頼し英語の論文に仕上げるという方法もあります(翻訳料はNTAAが負担します)。
MFTA®応募者は高い教育を受けていることが想定されており、論文の審査基準も“Master (大学院の修士)”に相応しいレベルが要求されます。合格するとIFTAから英語の合格証が贈られ、さらに評価委員会が特に優秀と認めた場合には“最優秀論文賞”が授与されます。また、翌年のIFTAジャーナルやNTAAテクニカルアナリストジャーナルに、合格論文が掲載される場合があります(英文で応募された方は日本語論文を作成していただく場合があります)。皆様がこれまで蓄積、実証したデータを利用してMFTA®にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
応募要項ならびにお申込み手順を熟読の上、日本テクニカルアナリスト協会(NTAA)事務局宛にお申込みください。
受験資格
応募資格は、NTAAが認定するCFTe®資格が現在有効なNTAAの個人会員で、年会費の滞納等の欠格事項がないこと。応募形式は、研究論文を執筆し、NTAA事務局を通じてIFTAへ提出する。
通信教育と添削
ありません。
合格者の資格
国際テクニカルアナリスト連盟(IFTA)より
「国際テクニカルアナリスト連盟 検定テクニカルアナリスト(MFTA®)
(Master of Financial Technical Analysis)」の資格が与えられます。
(2014年1月現在、日本のMFTA取得者は51名)