山口 勝業, Ph.D., CFA略 歴2000年よりイボットソン・アソシエイツ・ジャパン(米国Morningstar, Inc.の子会社)の代表取締役社長。1979年日本長期信用銀行入行、長銀系投資顧問子会社でファンドマネジャーを歴任し、2000年より現職。一橋大学社会学部卒、イェール大学経営大学院経営学修士、専修大学大学院経済学研究科博士(経済学)。日本ファイナンス学会理事、行動経済学会理事、日本CFA協会理事。CFA協会認定証券アナリスト・日本証券アナリスト協会検定会員。著書『日本経済のリスク・プレミアム』、訳書『証券投資の思想革命』、『アルファを求める男たち』。証券アナリストジャーナル賞を1991年と2005年に受賞。講演要旨バック・トゥ・ザ・フューチャーズ18世紀日本の米先物市場の経済分析 |
江戸時代に大阪堂島に開設された米相場は、人類史上初の組織だった先物市場であった。 コンピューターもファイナンス理論もなかった18世紀でも、はたして先物価格は合理的に形成されていたのか? 本研究ではケインズの商品先物価格の理論にもとづいて、江戸時代の米相場のリスクとリターンを分析する。また当時の天才相場師本間宗久の投資哲学を行動ファイナンスの観点から読み解く。 |