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NTAA 国際テクニカルアナリスト連盟(IFTA)加盟 日本テクニカルアナリスト協会 特定非営利活動法人(NPO法人)

一目均衡表

一目均衡表によるカウンティング

一目均衡表の3大骨子のひとつが「値幅観測論」です。価格変動の中で特徴的なピークやボトムの値を用いて、V計算値、N計算値、E計算値、NT計算値の4種類を計算します。それぞれの計算方法は、図を見ていただいた方が分かりやすいでしょう。

この計算結果と、時間論から求められた次の節目となる可能性が高い時期までの時間を考え合わせて実現性の高い目標値を選択します。具体的には、次の節目となる時期が近づいていれば、現在の価格に近い計算値を重視し、節目までの時間が長ければ、現在の価格から離れた計算値に注目します。その理由は、単純な一本調子で価格が上昇してゆく場面を考えると、時間がたてばたつほど価格は最初の価格から離れてゆくでしょう。このように、次の節目となる時期まで時間が短ければ大きな価格変動が起こる可能性は低く、時間が長ければ大きな価格変動が起こる可能性があると考えられるからです。

また、逆に実現しそうな目標値を元に時間論を補完することもできます。時間論からは複数の節目の時期が求められますが、目標値に到達するために必要な時間と考え合わせれば、どの節目を最も注目すべきかという判断の助けになるでしょう。

 

 

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