波動の活用によるカウンティング
価格変動を波動としてとらえる理論として有名なものに、ダウ理論とエリオット波動があります。これらが、どのような理論であるかについては、本サイトの「著名な理論」の中の該当項目に譲りますが、残念ながら、彼らは価格の目標値について詳しくは触れていません。
しかし、エリオット波動の研究家であるロバート・プレクターは、独自の解釈により目標値について次のように述べています。
上昇局面の場合、( )内は下降局面
第2波 : 第1波の上昇幅の50%から61.8%程度下降(上昇)する
第3波 : 第1波の上昇幅の1.62倍から2.62倍程度上昇(下降)する
第4波 : 第1波のピークまでは下降(上昇)しない
ここに出てくる割合の数字は、エリオット波動理論の根底にあるフィボナッチ数列に由来しています。
※ 日経平均株価は日本経済新聞社の著作物です。